神戸市立東須磨小学校で起きた教諭同士のいじめの問題で、10月29日午前の神戸市議会で加害教諭らの給与を差し止めることができる条例案が可決されました。
東須磨小学校で後輩の男性教諭らが先輩から悪質ないじめを繰り返し受けていた問題。問題発覚後、
加害教諭4人は制度上、有給休暇扱いとなっていて、教育委員会などに苦情が殺到しています。
「この行為のおぞましさから考えて、到底市民の理解を得られるものではない。」(神戸市 久元喜造市長 10月24日)
これまでの条例では起訴された職員を休職にすることはできましたが、新しい条例では“懲戒免職相当の行為をし、起訴されるおそれがあると市が判断した場合”でも休職にすることができ、給与の差し止めもできます。
市民らの批判に応えて改められた条例ですが、一部の議員は「恣意的に条例が運用されるおそれがある」と牽制しています。
むしろ、よく有給でいられる