名誉棄損にあたる発言をした上、暴力をふるったとして訴えられていた維新の大阪府議会議員が、裁判所から賠償を命じられました。
(原告男性医師)「やっと真実が認めていただけたと」。判決によりますと原告の男性医師は、おととし、大阪市内で開かれた新年会の会場で、維新の
徳村聡府議(46)に「温厚そうに見えますが、だまされてはいけません。すごく危険です」などと言われた上、会場を出たところで右肩を殴られ、全治4週間のけがをしました。大阪地裁は26日、「男性医師が経営するクリニックの移転をめぐり口論になっていて、不満を抱いていた」として、徳村府議の発言を名誉棄損と認めました。さらに男性医師を殴ったことも認定し、慰謝料として計40万円の損害賠償を命じました。原告男性医師は「政治家の方々は、我々の手本になるようなことをやっていただきたい」と話しています。一方、徳村府議は取材に対し「まったくの不当判決ですので控訴します」とコメントしています。
どうなのか